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ようこそ。

202101top

2月2日

●ライブ情報(2021年2月更新)●

現在ライブの予定はありません。新型コロナのせいです。

ヨットトリオスクールは東京藝術大学の文化祭にてライブ出演させていただきました。演奏を収録、公開しておりますので是非ダウンロードしてください。

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人格排泄

 少し日差しが暖かくなってきたので、今日は遠くまで散歩に行こうかと外へ出ればすぐに顔がぐしゃぐしゃになる。年々ひどくなる花粉症にとても憂鬱になる。ここ四五年で食べられなくなった果物も増えるし、二年ぐらい前からこの時期は昼夜逆転の生活をすることで朝の猛烈な花粉をしのいでいる。

 あとツイッター見るのやめたら、イライラしなくなったのでよかった。ツイッターで話題になるものはことごとくキモイもんな。善意と良識の押し売り、野蛮な人間が人に見せるために作る先進的で公正な自己像。見てて不快になるものは”見ないようにする”のが一番だ。

 この時期はとにかく体がだるい。鼻をかむたびに自律した人間としての思考が薄まっていく。自分が一生懸命鼻水だと思って絞るトロトロは、じつは脳みそなんじゃないだろうか。

ヨットトリオスクール 藝大ヨット部

「藝大ヨット部」

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2019年度の東京藝術大学文化祭にて、ヨットトリオスクール(aka.さくらピザトリオ、グリーンバナナクラブ)は模擬店「ドコドコ酒場」にてライブ出演をさせていただきました。ご来場頂いた皆様、本当に有難うございました。

文化祭最終日の98日、台風により野外発表や模擬店等中止となり、私達ヨットトリオスクールも予定されていた屋外ライブができなくなりました。

当録音集「藝大ヨット部」は、最終日夜に地下室にて行われた公開セッションを録音したものです。ダウンロードできるファイルには、出演させていただいたテンポのテーマソングや、某リユースショップでおなじみのBGMでのセッション等、計5曲6テイクが収録されています。

楽曲SAMPLE

ダウンロード(GoogleDriveにリンクします)

●ヨットトリオスクールの過去の楽曲、セッション集●

・ヨットトリオスクール「3月のマーチ」

わかば

JTが、10月以降旧三級品タバコの生産を中止すると発表して一週間ぐらい経った。「わかば」、「エコー」、「ゴールデンバット」の三銘柄が、10月に生産を打ち切られ、在庫限りで終了となるそうだ。「しんせい」に至ってはとっくのとうに生産が打ち切られていて、もともと取扱店が少なくなっており、入手が極めて困難な状態が続いていたが(自分はしんせいが両切りじゃ無くなって以来吸ってもいないが)、今回の三銘柄の廃止で、長く愛された旧三級品シガレットは完全に姿を消すことになるのだろう。

とりわけ自分は「わかば」への思い入れに強いものがある。ファッションでタバコを吸う人間を拒絶するような、タバコの香りと苦味がビシッととおった、昭和の気骨溢れる硬派な味わいに思い入れがあるのかもしれないし(わかばを吸ったあとには青ホープすら甘く感じるのだ)、シンプルで簡潔で秀逸なパッケージかもしれないし、なによりも人生で一番はじめに吸ったタバコが「わかば」だったからかもしれない。

よいデザインというのは商品を売る上でとても重要な要素だ。キリンの氷結のかち割り氷みたいなテクスチャの缶、ポンカレーのパッケージ、牛乳石鹸の箱… 良いデザインを持った商品というのはそれだけで手に取りたくなるような不思議な魅力がある。自分が初めて吸うタバコにわかばを選んだ理由もデザインに強く惹かれたからだったように思う。

初めてタバコを吸ったときの心象なんかちっとも覚えてはいないけれど、自分はわかばからタバコを吸い始めて、「ハイライト」「ラッキーストライク」とともにローテーションして吸っていたから、味の方も気に入っていたんだろう。というよりも、わかばが自分の中でのタバコの基準だったからか、辛口のタバコばかり好きになってしまった。それでピースとかウィンストンとか甘めのタバコは人から貰わない限り今でも吸うことは無い。こうして自分のタバコの好みまで作ってしまったのだからわかばに強い思い入れを持つのは当然だなあと、書きながらまた実感する。

飲み物の味が変わってしまうのでメンソールタバコを吸うことはあんまりないのだが、それでもたまにホープメンソールなどを買うことがある。これを買うたびになんで三級品にはメンソールタバコが無いのだろうかとよく考えたものだ。中学来の友人らとタバコの話になった時、わかばのメンソール版を売ったら売れるのではないかと話したらよく受けたのを覚えている。実際、わかばをほぐしてハッカ油を混ぜて自分で巻いたものはなかなか美味しかった。パッケージなど考えたスケッチがこれである。

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清涼感を感じさせる色使いに「わかばクール」「ハッカわかば」なんてどうだろうかと考えたもので、旧三級品の価格帯でメンソールタバコがあったら安く買いたい人が買うしいいかなと思ったものだ。もちろんJTにアイデアを持ち込むなんてするわけもないし、このメンソールわかばは自分の妄想の引き出しの中に眠ることになってしまった。

そんなわかばを愛してやまなかった自分にも転機は訪れるものである。中南海を吸い始めてからその味わいに虜になってからは、ニコチン三本柱としてローテーションしていたわかばを始めとする三銘柄も吸わなくなってしまったし、虫歯の治療をはじめてから、タバコなんて一日一本も吸わない日も増えていった。もともとニコチンが強く鎮静に効く体質でもなかったので、このごろは好きだったタバコもあんまし吸わなくなってしまったのだ。

しかしながら、わかばが無くなってしまうというニュースに、通うのをやめた店が潰れてしまった時に感じる惜しむような気持ちや罪悪感が入り混じったような気持ちに苛まれて、わかばへの思いは描かずには居られなかった。全く自分の都合の良さには呆れ果てる。だが事実として、自分が初めてすったタバコの味はいずれ二度と手に入ることは無くなるのが確かだ。今日は久しぶりに仕事帰りにわかばを買って帰ろう。ありがとうわかば。